提督別荘>>サイダー提督の別荘(三ツ矢鎮守府眼鏡艦隊)
――小さな島の、のどかな鎮守府。
まるで映画のセットにいるかのような、そんなノスタルジックな街並みの中にある、大正生まれの洋館が、三ツ矢鎮守府の本部。
扉を叩けば誰かが出迎えてくれるでしょう。
そんな、長閑な鎮守府です。
おしらせ 
今のところありません。
鎮守府について 
地理 
名目上はショートランドに所属していることにはなっているものの、小笠原諸島のとある場所にある三波島という、小さな島に本拠地を置いている。
島全体の街並みが古く(川越や倉敷、竹原のように)、設備も何かと旧式の物が多くどこか昭和中期の香り漂う島である。
主要産業は島の特産品でもある砂糖と観光業。某駆逐艦曰く『都内なのによくこんなのが残ってたな』
地図 
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| | 三波島の地図
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| | 鎮守府付近の地図
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周辺事情 
青葉日日新聞 
『あおばひびしんぶん』と読む。青葉が籍を置く新聞社で、島唯一の新聞社である。地域密着型の取材方針がウリ。
なお青葉の名がついているが、(少なくとも)三ツ矢鎮守府所属の青葉は設立に一切関係しておらず、社の創業者である青葉宗次氏の苗字から取られている。
出自は島の主要産業である製糖のための業界紙『製糖新報』から一般紙に転向したものであるため、特に経済に強みを持つ。また、主に鎮守府のゴシップ報道も報じることから、『経済紙とスポーツ新聞が一度に読める』との評判がある。
青葉はこの新聞社に地域部記者として籍を便宜的においていたものの、活躍が認められたことにより地域部デスクに昇進した。主にゴシップによるものである。ただ、青葉自身もゴシップ記事にわりとすっぱ抜かれていることから五分五分ではあるが。
主要産業と島内交通 
島の主要産業は、上掲の通り製糖関連業と、古風な街並みを活かした観光業がメイン。そのため、島の交通インフラはほぼ製糖会社が整備(鉄道・バスは製糖工場の関連会社が運行)したようなものである。島を縦貫する鉄道路線が一つ、それを補完するバス路線が二つある。なお、サトウキビや砂糖を輸送する都合上、製糖期は貨物優先のダイヤとなり、旅客はやや優先順位が落とされる。
そのため、鉄道・バス共に旅客用の車両は古く、鎮守府が移転してくるまでは昭和30年代の車両がゴロゴロと走っていた。それゆえか割とよく壊れており、列車が止るのはわりとあたりまえのことであった。今では鎮守府所属の車両が主に運用されるようになったことで故障頻度が大幅に低下、サービス向上に寄与している。ただしそのせいで車両が帰ってこなくなったのはご愛嬌
設備 
大正ロマンあふれる洋館(旧岩崎邸をイメージ)が本館、昭和20年代の香りがするアールデコ調の建物(旧朝香宮邸をイメージ)が別館となっている。景観を妨げない程度の防音と断熱は施されてはいるものの、その見た目同様近代化が遅れている側面と、先進的な部分の双方があることが有名。本館と別館、そして車両庫は壁・屋根付きの渡り廊下でつながっている。ただし車両庫は、電車が入ってくる都合上直流1500Vの架線が張られているため、立ち入りには提督や明石、夕張などの秘書ないし工廠部門による付き添いが必須。
本館、別館ともに建物は2階建。本館1階は執務室とリビング、会議室、応接室、コンピュータ室。2階は艦娘と提督の個室がある。15部屋あり、空いた部屋はいつも居る11人以外が泊まったりするのに使われている。別館は主に艦娘の部屋であり、一・二階合わせて12部屋ある。
グランドも設置されており、時折近所の草野球チームやサッカーチームなどが練習や対外試合、艦娘との試合で使用することも。常連は長良。
浴室はそれなりに広く、7人ほどが一度に入れる。大浴場つき。お風呂はいいよね、お風呂。
トイレは分かれているものの風呂は共用だったりする。建物が古いから仕方ない。
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| | 鎮守府建物内簡易案内
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数世代前の設備の例 
- 未だにダイヤル式や初期のプッシュ電話機が現役。しかし接続されている回線はIP電話という奇怪仕様。ビジネスフォン?ナンノコトカナー
- 旅館や商店じゃないのにピンク電話(10円玉しか使えないアレ)が完備。黒電話同様IP回線が使用されている。しかもスマホが後述の通りそれぞれに配備されているので、ほとんどシュミに近い。だが稼働品だ。
- 柱時計が未だ現役。深い飴色がその建物の見た目にマッチしてさらに古さを醸し出している。
- 近代化と称してレトロフューチャーなブラウン管テレビが配備された。なお地デジはチューナーを噛ませることで対応。
- これまた近代化と称してSFCを導入。
- なお備え付けのカセットはF-Z*ROとジー*サッカー(無改造)。持ち込み可ですよ~。
- また最近はPC-9800も導入された模様。ゲームもそこそこ入っている。ぷ*ぷよ、フィーバー!
近代化が進んでいる点 
- 高速インターネットが各部屋(提督・艦娘問わず)に情報コンセントとして完備されており、有線またはWi-Fiでの接続環境が整っている。光回線で快適インターネッツ!
- また、鎮守府含め島内はLTE、WiMAXネットワークが島内全域で整備されており、外出先での通信にも事欠くようなことにはならないよう配慮がされている。一応鎮守府支給品のスマホもあるにはある(下記)が、着任以前から自前で持っていた、あるいは自分用に別途欲しいなどの理由で調達し二台持ち、あるいはそれ以上所持するケースも少なくない。だからといってモバイルデータ容量は無制限になりませんよA石さん?
- 電話機自体は上掲の通り、古めかしいダイヤル式の電話機であるものの、バックボーンとなる電話回線自体はIP回線を採用。府内や本支部間は内線電話を可能としている。
- ルンバが各階ごとにあり、決まった時間に清掃を実施している。うるさいのが玉に瑕。
- 高速回線が整っていることから、鎮守府内クラウドシステムが完備されている。バックアップもRAID1+5という強力なものを使用。A葉さん、5テラも何を保存してるんですかー。
- 艦娘一人ひとりにタブレット端末(窓タブまたはりんごの選択制)とスマートフォン(あいぽん、そにい、銀河のどれか選択制)を調達し支給している。1~2年に一度機体を新機種新品へ交換しているため性能は高く、クラウドシステムにも簡単に接続可能となっている。
- また、BYOD*1も可能。そのため、たとえば霧島や大淀(ノート)、明石(ノート・ラックマウントサーバ)、青葉(タブレット・スマートフォン・ブレードサーバ)、提督(スマートフォン・サーバ・デスクトップ)などの一部システムに明るい人物は自分の端末を持ち込んで使用している。A石さんとY張さーん、認証台数無制限だからといって40台は多すぎでーす。
- チャットシステムやビデオ会議システムなども完備されており、外出先でもVPNを介して接続が可能。
艦娘たちの艤装 
見た目こそ、艦艇を模したものとなってはいるものの、最新技術をふんだんに採用して軽量化と高効率化を図っている。主要部位に炭素繊維を、電源としてLNG、すなわち都市ガスによる燃料電池を採用している。そのため三波島は離島としては珍しく都市ガスが整備されており(最大の需要先が鎮守府、次点で空港)、全島で都市ガスが使用可能となっている。
ソフト面 
階級呼称 
階級呼称は海上自衛隊方式を取っており、対外的にも使用している。なお略称の方を多用*2。
制服 
制服(艦娘はいつもの出撃時の制服ではなく、儀礼用や通常出張用)も海上自衛隊幹部のそれと同じようなブレザースタイルのものを採用している。これは提督が『ブレザーの方が着慣れているから』とのこと。
なお指定制服の艦娘用は『実艦操船時に支障が出ないように』との名目、および強い要望でスカートとスラックスの選択制が導入されている。双方の選択率は半々で、気分と時によって双方から選んで着る艦娘も多い。ただし、鎮守府内では秘書艦の執務時(出撃時の制服か、指定の制服の着用が義務づけられている)を除いて着用の義務はなく、私服や作業着(主に明石・夕張)で勤務していることも少なくない。その一方で、制服が良いとして通常時は制服を着用している者(大淀・加賀など)も居る。
入場システム 
RFIDによる入退場システムを完備していることから、三ツ矢鎮守府所属の人員は、首から入構証兼身分証明書を下げている。
しんぶん 
また、ナニかがあると必ず地元・青葉日日新聞にすっぱ抜かれている。情報統制ェ……
しかし、ある種の情報工作のために意図的に流していることもあるため、一概に情報統制が緩いと言うわけではない。
離島なので…… 
やはり離島であることから、船や航空機の欠航時に物資が綱渡り状態となったり、送料が余計にかかったりなどの不便な面もあるものの、比較的自由であり、何もないときには基本的に自由となっている。それゆえ、町で買い物をしたりする姿がちらほらと見かけられる。島の民営鉄道やバスの全線定期もあるため、それを使って出かけることも。
牧場 
とある事情により、山羊とサラブレッドを飼育している。そのため、牧場設備が併設されており、山羊15頭、サラブレッド(牝馬)が1頭飼育されている。なお馬の名前はレプトン。最近一部の人間によって乗り回されている
おもな所属艦娘・提督たちについて 
この提督をして、この艦娘あり……と言われるほどちょっと変わり者が多い。(胸iいろいろな意味で)バランスはとれている。
よくわかる三ツ矢鎮守府所属艦娘の特徴 
- 機材が何かと古い。もちろん最新鋭機材も配備してはいるのだが、提督も揃いに揃ってレトロな機材を好む傾向がある。
- 青葉は特に顕著で、取材用を除けば銀塩カメラを多用するどころか、これがメインだと言い張るほど。現像代は自腹。
- だからと言って機械音痴な艦娘が多いかと言えばそうでもなく、むしろ『自前の機材ならある程度カスタム・修理できる』という子の方が多いのも特徴。数少ない例外が鳳翔さんや三笠。
提督共々、壊れたら一度自分で直してみれば行けるんじゃないかと思っている節がある
- ちょっと抜けている。肝心なところはしっかりとしているのだが、どこかで抜けている。
- 何かと直情的。特に大淀。ベタな照れ屋を地で行くタイプ。
ぽんこつ
- 身分証を兼ねた入構証を持ち歩いている。鎮守府への入構時には必須となっており、鎮守府内、および鎮守府指定制服着用時(構内、船舶内もしくは政府機関内に限る)はケースに入れた上で首から下げるか、あるいは胸ポケットに装着することを義務付けている。
青b約1名落としまくっているが……
- なお、鎮守府内部以外では入構証の携帯義務はあるものの、安全保障と個人情報保護のため、胸ポケットへの装着義務はない。
- お茶目機能標準装備。特に鳳翔さん。
- 全員甘味かつまみに弱い。提督ともどもホイホイ釣れる。ケーキおいしいよね。
- なお動物全般にも弱い模様。
犬猫ハムスターフェレットなど見た日には大変なことに
補足 
- 苗字について
- 三ツ矢鎮守府所属艦娘の姓名のいずれかが、戸籍上も含め艦名と同じケースが多々あることが特徴とされる。この理由は以下の2パターンがある。
- 1.元々の姓名と適性艦名がたまたま同じだったケース:Ex.霧島、大淀、鳥海(読みのみ変更)、加賀、香取、望月等
元々戸籍上の苗字が適性、担当艦と同じであったため、そのままにしているケース。時々、適性艦と苗字(または名前)が同じ人物が艦娘として就任するケースがあるため。三ツ矢鎮守府の約四割がこのケース。
- 2.自発的に姓名を適性艦名に寄せたケース:Ex.金剛、蒼龍、鳳翔、神風、沖波、夕張等
鎮守府に入隊後、自発的に担当艦に寄せて改名したケース。永年艦名で呼ばれているうちになじみ、そちらの方へ寄せたほうがよいと判断し、手続きを踏んだうえで苗字を寄せるケースがこちら。三ツ矢鎮守府の約六割がこのケース。
- なにかと提督や艦娘に変わり者が多い理由
- (反転)提督が権力闘争の巻き添えを食らう形で閑職であるこの鎮守府へ飛ばされ、他鎮守府で手がかかったり、かかるであろうと予想された艦娘が意図的に配属させられているためである。それゆえ、くせ者ぞろいの色濃い鎮守府となっている。もっとも、提督も斜め上に飛んでるくせ者なのであまり意味が無かったりする。
そうでなきゃ、ノリと勢いだけでAI組み上げてアンドロイドこさえたり、自前でネットワーク構築したり、レトロチックにしてみたり、眼鏡艦隊組んだりしない。
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| | 三ツ矢鎮守府へ所属するためには……
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様々な方法があるが、主に三ツ矢鎮守府へ所属する場合は以下の三つの方法がある。
- 試験による直接採用
- 他鎮守府からの移籍
- ヘッドハンティング
まず試験による採用であるが、毎年10月頃に行われる書類審査を一次試験、翌1月頃に行われる筆記試験を二次試験、同月に実施される面接試験を三次試験とした三段階方式となっている。試験レベルはおおよそ高校卒業程度(軽巡洋艦以上志願者)または中学卒業程度(駆逐艦・海防艦志願者)であり、筆記試験は国・数・英・理・社五科目の筆記・択一混合式が用いられている。面接試験では、三ツ矢鎮守府が海外支部を持つこと、そのため海外出張の回数も少なくないことから、英会話力に重きを置いており、英語の口述試験を実施している(試験官は英米出身の艦娘が実施)。
次に他鎮守府からの移籍であるが、政府決定により異動する場合と、自発的に異動となるケースの二種類がある。いずれの場合も承認を得た上で三ツ矢鎮守府へ移籍することになる。なお、三ツ矢鎮守府から他鎮守府への移籍もあるにはあるが、三ツ矢鎮守府が上掲のようにある種閑職のような扱いを受けているため限りなく少ない。
最後のヘッドハンティングであるが、三ツ矢鎮守府の人員のうち誰か(多くは次席秘書以上の役職)と密接なつながりのある人材で、特に優秀な人材に対して働きかけ、臨時試験を実施の上で仮採用、次年度より本採用となり三ツ矢鎮守府へ所属することになる。なおヘッドハンティングによる採用はかなり少なく、現在ヘッドハンティングにより採用されたのは瑠璃および八重だけである。(ミヨもヘッドハンティングに近い形ではあるものの、元が鹵獲個体を修復改造したアンドロイドであることから、正式な人材としてではなく、名目上は備品としての扱いとなっている)
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変装レパートリー一覧 
これまでに行ったいくつかの変装。コスプレ鎮守府とも言われかねない程のレパートリーを持つ。
・ホテルマン
一般的なホテルの制服のような衣装。それなりの場所であればおそらくばれない。
・航空機乗組員
機長、操縦士、航空機関士、客室乗務員の全職種すべてそろっている。使用率が一番高く、時折営業飛行も行っているため変装と言うには少し微妙。国内最大の紅い会社の衣装っぽいのもあるらしい。
・鉄道員
旧国鉄とJR(E、W、K)、広電、国鉄ナッパ服の四種類。青葉が北斗星に忍び込んだ時に来ていたのはJR-Eタイプ。広電タイプはいつも大淀が出向・潜入するときに着せている。一番似合うから。提督は旧国鉄モデルの上着が好きらしく好んで着ているが、着て駅に向かうと大概ろくな目にあわない。
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| | そのロクじゃない目
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Case 1:上野駅で着用していたら駅員と間違われ質問攻め、貸切列車に乗り遅れる。
Case 2:札幌駅でCase 1の列車から降り、その場でまたしても駅員と間違われる。
Case 3:島に帰ったら今度は車掌に間違われ、危うく一往復乗務させられかける。
Case 4:別の日に同じような服装でいたら本当に乗り込ませられ、一往復客室掛をやらされた。
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・巫女
大淀と青葉が着たことがある。かわいい。
・馬*道風袴ウェイトレス
給仕を行う際の制服。三ツ矢鎮守府に艦娘が配属されると必ず一回は着ることになる。主に高波と大淀が着用。
・清掃員
よくいる清掃員の格好と、なぜかプロ仕様の機材を備えている。ただし機材は鎮守府内の清掃にも使っているため使用感プンプン。リアリティ重要
・ドイツ軍軍服
シンガポールでの潜入作戦時に着ていたものをそのまま持って帰ってきてしまった。三着中、一着だけ応急的にグラ子が裏にボタンを仕込むことで合わせを逆転させて男女兼用とした。グラ子はもちろん、誰が着ても似合う。
ただし細身な場合は男装がデフォ
・車内販売員
三ツ矢鎮守府満を期して(?)の最新作。旧国鉄時代の車内販売員の制服を、どこからともなく調達してきた模様。某*車道風とはまた違った制服。
メカ 
一風変わった設備が多い。というかどこか尖った側面があるのが特徴。
いろいろと所属するメンバーのシュミを反映させた結果とも。
メカ紹介はこちら
武装 
- コルト・M1911
- 通称『ガバメント』。コルト社の開発した自動拳銃で、45口径の弾丸を7発装填可能。
- S&W・M1917
イン*ィー超アウトドアな某考古学者の愛銃としても有名な拳銃。ガバメントと同じ弾が使えるため(調達上も有利)、この銃を採用している。
- レイジング・M50
- さすがにハンドガンだけでは不安があると、ようやく配備されたマシンガン。上二つと同一の弾薬が使えることから、この銃が採用された。
- ワルサー・PPK
- レミントン・M870
- 某筋肉モリモリマッチョマンが使っていた散弾銃。筋肉式リロードは……できませんorz
- AK-47(AKM)
- わりとよく転がっている東側アサルトライフルの代名詞。なお精度の高い旧東ドイツ製。5.56x45mmNATO弾仕様。
- M202ロケットランチャー
- 「どこで使い方を習った?」
- 「説明書を読んだのよ」
- テイザーガン
- いわゆるスタンガン。発射すると電極が飛ぶタイプのスタンガン。
- 火縄銃
- 吹き矢
- 原始的ながらもかなり能力のある装備。一人一つづつ持ち合わせており、主に近距離の背後から睡眠薬などを仕込んで寝かせるのに使う。
- バナナ
- バショウ科バショウ属の多年草の果実。その形状がアレに似ている……(?)ため、武装兼戦闘食糧として
JU*COにて、一房200円程度にて調達されている。主にフィリピン産のバナナを使用、一定期限が経過したものは食卓に並んでいるごちそうさまでした。食べた後の皮はちゃんとゴミ箱に捨てましょう。
